[小ネタ] CodePipeline で ECS のデプロイを行う場合の選択肢と構築後の見分け方について

[小ネタ] CodePipeline で ECS のデプロイを行う場合の選択肢と構築後の見分け方について

CodeDeploy を利用するデプロイ、利用しないデプロイがありますのでご注意ください
Clock Icon2024.11.28

アノテーション・テクニカルサポートチームの hato です。

CodePipeline で ECS 向けのデプロイアクションを選択する際、二つの選択肢が表示されます。この二つについて簡単な概要と設定後の見分け方をまとめました。

  • Amazon ECS
  • Amazon ECS (ブルー/グリーン)

CodePipeline Deploy Amazon ECS 1

Amazon ECS

ECS 標準のデプロイ機能を使用します。
デプロイ方式としてはローリングアップデートです。

ECS 標準のデプロイ機能を使用しているため CodeDeploy は不要です。
トラブルシューティングの際はECS サービス側のイベントも確認します。

構築後は次のような表記となります。

CodePipeline Deploy Amazon ECS

関連する AWS 公式ドキュメントは次が該当します。

Amazon ECS (ブルー/グリーン)

CodeDeploy を使用します。
デプロイ方式は Blue/Green デプロイです。

CodeDeploy を利用しているため CodeDeploy の構築も必要となります。
また、トラブルシューティングの際は CodeDeploy 側のログも確認します。

構築後は次のような表記となります。

CodePipeline Deploy Amazon ECS (Blue:Green)

関連する AWS 公式ドキュメントは次が該当します。

最後に

「違いがよくわからない」「CodeDeploy を使っているはずがドキュメントの設定項目がない?」といった CodePipeline を使い始めた方の一助になれば幸いです。

参考資料

Amazon ECS デプロイアクション

  • Amazon ECS
  • Amazon ECS (ブルー/グリーン) (これはCodeDeployToECSアクションです)

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